重症心身障害というのは、重度の知的障害および重度の肢体不自由が重複している障害のことをいいます。 また、児童福祉法による重症心身障害児とは、上記の障害をもつ児童のことを指していますが、同様の障害のある18歳以上の人も児童と同様に措置することができます。
失調というのは、運動機能の調和を失うことをいいます。 具体的には、動作を行うための筋肉の協調がとれず、目的動作を完遂できないことなどをいいます。
重症心身障害児施設というのは、児童福祉法に基づく児童福祉施設の1つです。 「重症心身障害児施設」と「重症心身障害児病床」があるのですが、どちらも児童福祉法の措置により入所します。 この重症心身障害児施設では、重度の知的障害および重度の肢体不自由が重複している児童を入所させ、保護を行うとともに、本人の能力回復のための医療や訓練、生活指導および情緒面の指導等を行います。