開放性骨折というのは、複雑骨折ともいいますが、皮膚や軟部組織の損傷によって、骨折部が外界に露出している骨折のことをいいます。 開放性骨折は、細菌などによる感染症の危険が大きく、偽関節を形成しやすいです。 ちなみに、骨折部が外界に露出していない骨折は、皮下骨折(単純骨折)といいます。
感覚麻痺というのは、感覚障害の1つで、痛覚や触覚などの感覚機能がまったく働かなくなった麻痺状態のことをいいます。 なお、感覚麻痺は、感覚消失ともいいます。
環境要因というのは、リハビリテーション学における能力障害の構成要素の1つのことです。 ちなみに、環境要因は次の2つの要素からなり、これをクリアすることで心身の行動意欲が高められます。 ■物理的環境 ⇒ 家屋構造、設置 ■人的環境 ⇒ 人との接し方
観察というのは、物事の実態を理解するために、五感を働かせて注意して見て、利用者の状態を的確に把握することをいいます。