法定後見制度とはどのようなものですか?
法定後見制度というのは、従来の禁治産、準禁治産を後見、保佐に改めるとともに、補助制度を新設した制度のことをいいます。
具体的には、家庭裁判所に対して補助、保佐、後見の申し立てを行った段階で法定後見人が選任され、さらに法定後見人を監督する法定後見監督人が選任された時点から法定後見が開始されます。
法定受託事務とはどのようなものですか?
法定受託事務というのは、国が適正な処理を確保することが必要で、法律や政令に基づく委託によって地方公共団体に処理を委託する事務のことをいいます。
この法定受託事務には、主として生活保護や社会福祉法人監査指導に関する事務があります。 |